皆さんこんにちわ。早いもので、もう夏は目前です。
熱中症に気をつけないといけない季節になりました。
ニュースでは、熱中症で病院に運ばれました。なんて報道される日が増えています。
熱中症対策として代表的なのが、水分補給をこまめにする事ですよね。僕も「水分さえしっかり摂っていれば余裕だぜ!」なんて思っていましたが、実はそうでもなくて、
水分の他にも摂らなければならないものがあるんです!
「なんで水分補給だけじゃダメなの?」
その理由を説明していきます。
ミネラルを摂ろう
ある女性が外出先で熱中症になり、緊急搬送されたことがありました。
暑さを感じてすぐに水を摂取したにもかかわらず、どんどん具合が悪くなり、一時は意識を失い危険な状態だったといいます。
何故水分を取っていたのに熱中症になってしまったのでしょうか?
それは、汗をかくことにより、水分と一緒にミネラル(※)も出て行ってしまうからなんです。
(※)ミネラルとは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのことです。
人の体液は純粋な水ではなく、ナトリウムやカリウム、カルシウムなどのミネラル成分を含んでいます。
なので夏に汗をかいて水分を失った場合、ミネラルを含まない水やお茶をたくさん飲んでも、のどは潤うかもしれませんが、実際に水分は蓄えられていないのです。
水分でミネラルの濃度が薄められるため、適切な濃度を保とうとして、せっかく取り入れた水分を尿として排泄してしまうんです。
これが、水分補給だけでは不十分な理由です。
熱中症は、重症化すると命の危険がありますし、回復しても後遺症が残ったりもします。
熱中症かもと思ったら、速やかにカラダを冷やし、ミネラルを摂るようにしたいですね。
牛乳(カルシウム)や塩分(ナトリウム)などを補給しましょう。
人は1日に3Lも汗をかく
夏の場合、1日にかく汗の量は約3Lにもなるといわれています。2Lのペットボトルに換算すると1.5本分。
そんなに汗かくの!?驚きですよね。
1Lの汗をかくと、およそ40㎎のカルシウムが失われるので、1日に約120㎎のカルシウムを失っていることになるんです。
1日に必要なカルシウムの量は約700㎎。汗をかくだけで必要な量の20%ほどが失われていく計算なので、その分多くカルシウムを摂らないと、それだけでカルシウムが不足してしまう可能性があるのです。
「じゃあ日頃の食事で1日分のカルシウムを摂ればいいかな?」と思っても、これがかなり大変!
どのくらい大変かについてはこちらの方で解説していますので、ぜひ見てみてくださいね。
摂るのが大変なカルシウム。1日に摂れているカルシウム量は、基本的に足らないとされています。
このように、カルシウムは全年代で足りていません。
だからといってカルシウムをたくさん摂ろうとするのもかなり大変。
なので、1本飲めば1日分のカルシウムが摂れるミルクで元気を飲むと、とても楽にカルシウムを摂ることができます。
熱中症になる前に、日ごろから吸収率のいいカルシウムを積極的に摂り、暑い夏を元気に乗り切りましょう!