
明治は10月14日、「明治ヘモグロビンA1c対策ヨーグルト」を発売しました。
健康な人の高めのヘモグロビンA1cの低下をサポートする機能が報告されている、MI-2乳酸菌を使用した機能性表示食品。
糖分が気になる方にうれしい「砂糖不使用」の商品なんです。
ヘモグロビンA1cは1980年代初頭から日常的な診療で測定が開始され、2010年には糖尿病の診断基準に追加されました。
今回の記事は、ヘモグロビンA1cについて、また数値が高いとどうなってしまうのか?などについてまとめた記事です。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
ヘモグロビンA1cとは?

ヘモグロビンA1c(HbA1c)は、過去1〜2か月の平均血糖値を反映する指標で、一時的な血糖値の変動に左右されにくく、長期的な血糖管理の指標として非常に有用です。
なお健康診断が近いからといって、採血する数日前だけ食事制限や運動をしても、ヘモグロビンA1cの値は改善しません。
ヘモグロビンA1cの基準値は、日本糖尿病学会の基準で以下の通り定められています。
- 正常値 :4.6〜5.5%
- 正常高値 :5.6~5.9%
- 糖尿病が疑われる:6.0〜6.4%
- 糖尿病型 :6.5%以上
ヘモグロビンA1cが6.5%以上の場合は糖尿病が強く疑われます。一方、6.0〜6.4%は「境界型(糖尿病予備群)」とされています。
5.6〜5.9%は「正常高値」とされ、将来的に糖尿病を発症するリスクがあるため注意が必要です。
4.6〜5.5%は正常範囲とされ、特に問題はありません。
ヘモグロビンの値が高くなると起こること

ヘモグロビンA1cの値が高い場合、常に高血糖によって血管へダメージが生じているということです。
これが原因で、糖尿病やその三大合併症である糖尿病網膜症・糖尿病性腎症・糖尿病性神経障害といった血管障害。
また動脈硬化による脳梗塞・狭心症・心筋梗塞など、これらの合併症以外にもさまざまな障害を起こすことがあります。
ヘモグロビンA1cを下げるには?

ヘモグロビンA1cを下げるには、運動療法や食事療法、薬物療法などがあります。
運動療法
運動療法は食後の軽い運動や、有酸素運動。体を動かすと筋肉が糖(グルコース)を取り込みやすくなり、血糖値のコントロールが改善されます。
食事療法
食事療法は白米やパン、うどんなどの血糖値が上がりやすいものの代わりに、玄米や全粒粉のパン、そばなどの血糖値の上昇を緩やかにするものを食べる方法。
毎日の食事の内容を見直すことで血糖値の急上昇を抑え、ヘモグロビンA1cを効果的に下げやすくします。
薬物療法
薬物療法は、食事療法や運動療法の補助的な役割を果たすものです。薬物療法を行う場合でも、食事療法と運動療法を継続することが数値を効果的に下げ、健康を維持するために重要です。
明治ヘモグロビンA1c対策ヨーグルトを取り入れる
上記の方法以外にも、ヘモグロビンA1c対策ヨーグルトを摂る、という方法があります。
ヘモグロビンA1cヨーグルトに含まれるMI-2乳酸菌の研究を行ったところ、なんと12週間後に数値が下がっていたんです。
以下はその実験結果です。

本製品を用いたヒト試験ではありません。
研究レビュー採用論文2報のうち、非摂取期間を含まない試験1報の結果を示しています。
【出典】Toshimitsu et al, Nutrients 2020
【試験方法】空腹時血糖値が100 mg/dL以上126 mg/dL未満、かつHbA1cが5.6%以上6.5%未満の健康な男女126名(MI-2乳酸菌群62名、プラセボ群64名)に対して、MI-2乳酸菌を含むヨーグルト(MI-2乳酸菌群)または通常のヨーグルト(プラセボ群)を1日1個12週間摂取させ、HbA1cの値を測定しました。
ヘモグロビンA1cの数値が気になっている方は、試してみる価値がありそうですね。

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この機会に、お試しとして飲んでみてはいかがでしょうか?